お知らせ

留学生を対象に在留資格「高度専門職」セミナーを実施しました。

2023年11月9日(木)、石川県留学生交流会館において、金沢大学の留学生約20名を対象に在留資格「高度専門職」の講義を実施いたしました。

金沢大学は、融合学域、人間社会学域、理工学域、医薬保健学域の4学域をはじめ、 大学院7研究科やがん進展制御研究所などから構成される総合大学で、国際交流にも積極的で、中国、インドネシア、タイ、ベトナムなど、アジアを中心に世界各国からたくさんの留学生が学んでいます。

石川県外国人材受入サポートセンター(石川県行政書士会)は、公益財団法人石川県国際交流協会より依頼を受け、昨年に引き続き金沢大学で学ぶ留学生を対象に、同センターの副センター長である菅原純平会員が1時間半にわたり講師を務め、同センターの寺田隆センター長、山田達也相談員、及び扇谷秀則相談員と共に、質問に応じました。

講義内容は、出入国管理及び難民認定法の概要に始まり、在留資格の種類、在留資格の変更許可要件など、外国人留学生の方が日本で就職し住み続けるために必要となるものでした。

在留資格の中でも、学歴、職歴、年収など項目毎にポイントを加算し、資格の有無を判断する「高度専門職」の説明に多くの時間を割きました。というのも、金沢大学は、スーパーグローバル大学創成支援採択校となっているため、特別にポイントが加算されるなど、「高度専門職」の在留資格を得るために有利になっているからです。

講義の後半は、実際に「高度専門職」の在留資格を得るための、ポイント計算をワークショップにて行いました。計算した参加者の中には、70ポイントを超える方が5名程度、80ポイントを超える方が1名おられ、大いに盛り上がりました。

講義後、外国人留学生の方から、「自分自身の場合はどうなるのか?」「ポイント表の項目は自分に該当するのか?」など、より具体的な質問を数多くいただき、盛況なうちに終了しました。

石川県行政書士会会員で組織する、石川県外国人材受入サポートセンターでは、企業様から、外国人を採用するにあたり、いつ、どこで、誰が、どのような点に気をつけたら良いかを、専門家の視点から的確にサポートをさせていただきます。また、外国人の方からも、ご自身が該当し得る在留資格には、どのようなものがあるかなどを、最新の知見を元に情報提供させていただきます。在留資格に関する情報は日々変化いたします。どうか専門家をご活用ください。

なお、石川県外国人材受入サポートセンターでは、ご要望があれば講師を派遣いたしますので、ご連絡をいただければ幸いです。

石川県外国人材受入サポートセンター相談員 扇谷秀則

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